橿原市議会 2011-03-01 平成23年3月定例会(第5号) 本文
一番低いのは、重要農産物の関税率でございますけれども、輸入国の関税でございます。1999年の経済協力開発機構の調査でございますけれども、一番低いのはアメリカで5.5。その次が日本なんです、11.7。一番大きくかかっておるのはインドです。124.3なんです。それとEU、19.5。韓国、62.2。 米をとりますと3%ぐらいしかかかっておりません。
一番低いのは、重要農産物の関税率でございますけれども、輸入国の関税でございます。1999年の経済協力開発機構の調査でございますけれども、一番低いのはアメリカで5.5。その次が日本なんです、11.7。一番大きくかかっておるのはインドです。124.3なんです。それとEU、19.5。韓国、62.2。 米をとりますと3%ぐらいしかかかっておりません。
オーストラリアの2年続きの大干ばつ、中国の食糧需要の増加、中国は2004年度から食糧準輸入国になりました。そして、大口投資家の投資が株式から穀物などの商品市場に移行したこと、バイオ燃料生産のため、小麦の作付面積が減少したことなどで小麦の供給が危ぶまれており、これまでの小麦の輸出国の中には輸出規制をする国、アルゼンチン、インド、ロシア、その他が出始めました。
輸入国に異変が起きた場合、日本は食料を確保できないおそれがあります。見過ごしてならないのは、こうした食料輸入依存では、食の安全も守れません。BSEに感染した牛肉問題は、日本じゅうを恐怖に陥れました。国内で自給された農畜産物に問題が起きれば、その問題の解明と消費者保護は、すぐ手だてがとれるはずです。食品添加物や残留農薬、遺伝子組みかえ食品など、食の安全をめぐっては問題が山積しています。
我が国は、世界最大の食糧・農産物の輸入国であり、食糧自給率は主要先進国では最低の水準と言われております。農林水産省統計白書によりますと、十二年度の食糧自給率は二八%、カロリーベースでは四〇%とされ、開発による農地の減少や農業後継者の不足、近隣諸国からの安い農産物の輸入などが原因と言われております。
ナイジェリアのように、かつて木材を大量に輸出した国が、現在では木材輸入国に転じています。木々と人間や動物とは、生命の一番基礎のところで、相互に依存し合って生きています。人間が酸素を吸い込んで二酸化炭素を吐き出します。一方、木々やその他の植物は二酸化炭素を吸い込んで酸素をつくります。森林面積が大きく失われれば、その地球上の生命体を支える大気の組成に直接影響を及ぼします。